ゼロからホームページを作るには何が必要?費用・流れ・失敗しないポイントを解説

ゼロからつくるホームページ

ホームページをゼロから作るには、デザインやシステムの話に入る前に「自社の強み・ターゲット・目的の言語化」が必要です。この工程を省いた場合、見た目だけきれいな”ありふれたサイト”になりがちです。本記事では、2012年の創業以来、約300社のWebサイト制作・運用を手がけてきたアットノエルが実際に行っているプロセスをもとに、ゼロからホームページを作る流れ・費用の目安・よくある失敗パターンを具体的に解説します。

この記事のポイント

  • ホームページ制作は「戦略・企画 → 情報設計 → デザイン・制作 → 公開・運用」の4段階が基本
  • 会社の強みや方針が定まっていない場合は、その言語化から始める必要がある
  • 制作期間の目安は平均6ヶ月程度(言語化フェーズを含む場合はさらに延びることがある)
  • 費用は100万円〜200万円程度になるケースが多い(規模・機能・言語化支援の有無によって変わる)
  • 完成後の運用体制も含めて設計することが、長く機能するサイトの条件

この記事が向く人・向かない人

向く人

  • 自社サイトをゼロから作ろうとしている経営者・担当者
  • 何から始めればよいかわからない方
  • 既存サイトが古くなりリニューアルを検討している方

向かない人

  • すでに制作会社が決まり具体的な作業に入っている方
  • テンプレートサービス(Wix・ペライチなど)で自作したい方

ホームページをゼロから作るとき、最初に何をすべきか?

最初に取り組むべきは「自社の強み・ターゲット・目的の言語化」です。デザインやCMSの選定より先にこの土台を固めることが、成果につながるサイトをつくる最短ルートになります。

「会社の強みや特徴がわからない」とおっしゃるお客さまの場合、わたしたちは言語化・整理の段階からサポートしています。具体的には下記の問いに対する答えを一緒につくることから始めます。

  • 自社の強みや他社との違いは何か?
  • ターゲットとなるお客さまはどんな人で、どんな課題を抱えているか?
  • このサイトで達成したい目的は何か?(採用強化・新規集客・ブランディングなど)
  • サイト公開後、誰がどのように更新・運用するか?

これらが明確でない段階でデザインを進めても、後から「やっぱり方向性が違う」という手戻りが発生します。言語化に時間をかけることは遠回りに見えますが、結果的に最短ルートになります。

ゼロからのホームページ制作、全体の流れは?

制作の流れは大きく5段階(フェーズ0〜4)です。会社の方針が定まっていない場合は、フェーズ0として「言語化・ブランディング」を設けます。

フェーズ 内容 目安期間
0. 言語化・ブランディング 強み・ターゲット・コンセプトの整理 2〜4週間
1. 戦略・企画立案 サイト設計・コンテンツ計画・構成案(ワイヤーフレーム)作成 3〜6週間
2. デザイン ビジュアルデザイン制作・デザイン確定 3〜5週間
3. コーディング・CMS構築 HTMLコーディング・WordPress構築・機能実装 3〜5週間
4. 公開・運用開始 テスト・公開・運用体制の引き継ぎ 1〜2週間

全フェーズを通じた制作期間の目安は平均6ヶ月程度です。言語化フェーズが長引く場合や、ページ数・機能が多い場合はさらに延びることがあります。

»関連記事:Webサイト制作の流れ

費用はいくらかかる?中小企業のホームページ制作費用の目安

コーポレートサイトの制作費用は100万円〜200万円程度になるケースが多いです。サービス上の目安は80万円〜ですが、ページ数・機能・言語化支援の有無によって変わります。

費用に影響する主な要素 費用が上がりやすい条件
ページ数 20ページ以上、多言語対応あり
デザインの複雑さ アニメーションや動きの多いデザイン
システム・機能 WordPressのカスタマイズ・会員機能など
言語化・ブランディング支援 コンセプト設計から伴走する場合
写真撮影 プロカメラマンによる撮影が必要な場合

「とりあえず安く作りたい」という場合は、ページ数を絞り・機能をシンプルにすることで費用を抑えることができます。ただし、後から機能追加や大幅修正が生じると、結果的に割高になるケースもあるため、最初の設計段階で要件を整理することをおすすめします。

ゼロから作るときに失敗しやすい3つのパターン

アットノエルには年間を通じて多くのご相談が寄せられます。なかには「前の制作会社に頼んだが、言ったことが進まない・意図が伝わらない・レスポンスが悪い」という理由で乗り換えてこられるお客さまも少なくありません。制作後に「思ったような成果が出なかった」というケースには、共通したパターンがあります。

① なぜ強みを決めずに作ると失敗するのか?

ご相談の中で最も多いのが、自社の強みやターゲットが曖昧なまま制作を進めてしまったケースです。「とにかく早くサイトを公開したい」という焦りから始まることが多く、デザインは完成しても「どこにでもあるサイト」になり、問い合わせにつながらないまま終わります。

② なぜ運用担当者を決めずに公開してはいけないのか?

制作時に「誰が更新するか」を決めないまま公開すると、サイトが更新されないまま放置されます。わたしたちは公開後の運用を想定し、WordPressをカスタマイズすることで、Web知識がない担当者さまでも文章・画像の差し替えがしやすい環境を整えています。

③ なぜ目的を決める前にデザインを発注してはいけないのか?

「採用強化」「新規顧客獲得」「ブランディング」では、サイトの構成・訴求内容・デザインの方向性がまったく変わります。目的が曖昧なまま「かっこいいデザインで」と依頼すると、見た目は良くても成果につながらないサイトができあがってしまいます。

会社の強みがわからないときはどうする?

「うちの会社に特に強みはない」とおっしゃる経営者さまは少なくありません。しかし実際には、当たり前にやっていることの中に、他社にはない価値が眠っているケースがほとんどです。

わたしたちは、社長・社員の方々と膝を突き合わせ、以下のような問いかけを通じて強みを掘り起こすところから始めます。

  • 「競合他社と比べてうちが勝っていること」は何か?
  • 「お客さまからよく褒められること」は何か?
  • 「他社には断られたが、うちは対応できたこと」は何か?
  • 「社員が誇りに思っていること」は何か?

この作業はWebサイト制作のためだけでなく、会社のブランディングや採用・営業にも直結します。ホームページ制作は、会社の方針を整理する絶好の機会でもあります。

»関連記事:お客さまの会社の「強み」を見つけるための工夫

よくある質問

Q. ホームページをゼロから作る期間はどのくらいかかりますか?

A. 平均6ヶ月程度が目安です。ただし、言語化・ブランディングフェーズが必要な場合や、ページ数・機能が多い場合はさらに時間がかかります。まずはご相談いただき、スケジュール感を一緒に確認します。

Q. 強みが整理できていなくても制作を依頼できますか?

A. はい、対応しています。「強みがわからない」「何から始めればいいかわからない」という状態からのご相談も多いです。言語化・ブランディングの整理から一緒に取り組みます。

Q. 制作後、社内でどこまで更新できますか?

A. WordPressをベースに、カスタムフィールド等を使って更新しやすい環境を整えます。Web知識がない担当者さまでも、文章の変更・画像の差し替えといった基本的な更新は自社でできるようになります。

Q. ホームページ制作の費用はどうやって決まりますか?

A. ページ数・デザインの複雑さ・必要な機能・言語化支援の有無などによって変わります。多くのケースで100万円〜200万円程度になります。まずは無料相談でご要望をお聞かせください。

Q. 制作会社への相談から契約までの流れを教えてください。

A. お問い合わせ・無料相談 → ヒアリング・お見積もり → ご契約 → 制作開始、という流れが一般的です。お見積もりまでは無料で対応しています。

Q. Web制作会社を選ぶときの基準を教えてください。

A. 以下の点を確認することをおすすめします。

  1. 制作だけでなく公開後の運用・保守まで一貫して対応できるか
  2. 費用の内訳と追加費用が発生する条件を明示してくれるか
  3. 担当者との相性とコミュニケーションのとりやすさ

特に「1」は重要で、制作会社と運用会社が別々だと情報共有が滞りがちです。なお「自社の業種に近い実績があるか」を基準にする方も多いですが、Webサイトで本質的に考えるべきことは業種を問わず共通しています。むしろ業種を知らない第三者だからこそ気づける視点もあります。アットノエルでは建築・医療・製造業・士業・商社・小売業等、BtoC・BtoB問わず約300社の制作実績があり、業種の枠を超えた視点でご提案しています。なお「やると言ったことが進まない」「レスポンスが遅い」という理由で制作会社を変えたいというご相談も一定数寄せられます。制作会社選びでは、コミュニケーションの質も重要な判断基準のひとつです。

アットノエルのWebサイト制作・リニューアルの成果事例

アットノエルではこれまで約300社のWebサイト制作・運用に携わってきました。成果が出やすいパターンとして特に多いのは以下の2つです。

  • 建築系企業:施工実績や強みが伝わりにくいサイトをリニューアルした結果、問い合わせ数が増加したケースが複数あります
  • ECサイト:商品の魅力や購入導線を整理したリニューアルで、売上向上につながった事例があります
  • 運送業:採用向けコンテンツを強化したリニューアルで、求人応募数が増加した事例があります
  • 士業(弁護士・税理士など):専門性と信頼感が伝わるサイトに再設計した結果、問い合わせ増加につながった事例があります

特に「情報が多すぎる」「どこに何があるかわかりにくい」「問い合わせまでの導線がわかりにくい」といった状態のサイトの再設計・リニューアルは、アットノエルが得意とする領域です。現在のサイトに課題を感じている方は、まずはご相談ください。

まとめ

ゼロからホームページを作るには、デザインや技術の話に入る前に「自社の強み・ターゲット・目的の言語化」が必要です。この土台を整えることが、成果につながるサイトを作る最短ルートです。

  • 制作期間の目安は平均6ヶ月程度
  • 費用は多くのケースで100万円〜200万円程度(規模・機能・言語化支援の有無により変動)
  • 強みがわからない状態からでも相談可能
  • 公開後の運用体制まで含めて設計することが重要

「何から始めればいいかわからない」という段階からでも、お気軽にご相談いただければと思います。

参考情報

私たちが御社のWeb事業部として伴走します。

わたしたち、アットノエルは、まるで社内の事業部のように気軽に相談できるウェブ制作会社。愛知県名古屋市を拠点に日本全国対応しています。

「あなたの会社のWeb事業部」として、Webサイトのポテンシャルを最大限に発揮できるよう、制作・リニューアルから、保守・運用のサポートまで、全力で支援いたします。

なにかと気軽に相談できるパートナーが欲しい方、会社の事業展開に合わせWeb活用に取り組みたい方、ぜひアットノエルへご相談ください。

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