ゼロからつくるホームページ

アットノエルの水上です。こんにちわ。

制作会社さんによっては特定の業種（例えば建築会社や美容院など）に特化してみえたりするんですが、うちの場合は特に業種を絞っていたりはしていません。

ただ「会社をもっと良くしたい。そして、Webを使ってうちらしさをもっと表現したい。」「この商品・サービスの良さをもっと知って欲しい！」そんな想いや悩みをもった会社さんのチカラになりたいなあと常々考えています。

「こういう業種のお客さんのチカラになりたい！」ではなく、
「こういう想いをもったお客さんのチカラになりたい！」です。

先日もまさにこんなお問い合わせをいただきました。

若い人材も増え企業文化も除々に変化してきています。そこで、現状のホームページを、会社の将来性や仕事の楽しさを表現したホームページにリニューアルしたいと考えています。

事業内容がニッチな分野であるため、アピールが難しい部分もあるかもしれませんが、今後の人材獲得や新規顧客に対して訴求できる内容を一緒に考えていただけたら幸いです。

とはいえ、会社の強みや社風が定まっている会社でもなく、そういった点も含めて相談しながら固めていければと考えております。

ホームページの運用は、女性社員にて管理していきたいと思っておりますが、何分皆素人のため、優しくご指導いただればと存じます。

本当にありがたいご相談です。全力でサポートさせていただきなくなる、そんな想いの込められたメールです。

うちはWebサイト制作会社です。

ヒアリングの後「じゃあこんなイメージでいきましょう！」と、早速デザインイメージをお見せしたいところではありますが、お話はそう簡単ではありません。

先程例に挙げたお問い合わせをくださった会社さまのご期待に応えるためには、

• 企業文化とは？
• 会社の将来性とは？
• 仕事の楽しさとは？
• 強みや社風とは？

これらの問に対する答えを揃え、それにふさわしい企画やコンセプトを立てる必要があります。

いや、誤解を恐れずに申し上げれば、簡単なヒアリングを経て、経験則やセオリーにのっとったコンテンツで、綺麗で卒のないホームページをつくることはできます。

でも、そこに大した価値はなく、考え抜かれた言葉や想いを、きちんと理解したうえで企画をし、制作しなければ、ありふれたものになってしまうでしょう。

Webサイト制作の流れは大まかに、

• ①戦略・企画立案
• ②情報設計
• ③制作（デザイン・システム構築）

というプロセスを経て進めていきますが、

場合によっては、”①戦略・企画立案”のさらに前、言うなればゼロからお手伝いさせていただくことになります。

いっしょになって膝を突き合わせ、社長さんや社員さんと一丸となって、理念やミッション、ビジョン、クレド等々..会社によってその言い方は違えど、会社の方針や大切にしていることを言語化・明文化していきます。

「会社の強みや特徴がない」と言われるのであれば、それを見つけるところから始める。

もはやWebサイトをつくっているのか、会社・組織づくりのお手伝いをしているのかわかりませんが、コーポレートサイトは会社の鑑、ホームページだけ良いものにしたって、何の意味もありません。

»関連記事：お客さまの会社の「強み」を見つけるための工夫

Webサイトリニューアルの目的が集客にしろ、求人強化にしろ、見た目だけキレイにしたって、何の意味もありません。

真剣に向き合い、手間暇を惜しまない。

そんな、がんばる会社さんのWeb活用を、僕たちが精一杯サポートします。