求人ページや求人サイトの制作で大切なこと。会社の特徴をありのまま見せるという考え方
![]()
「大手求人サイトに掲載しているがエントリーが少ない」「自社ホームページにも採用情報を掲載したい」というご相談をいただくことがあります。求人ページや採用サイトの制作で大切なことをひとことで言えば、会社の特徴をできる限りありのまま見せることです。本記事では、なぜ「ありのまま」が重要なのか、そのうえでどんな情報と導線が必要なのかを解説します。
この記事のポイント
- 誰にとっても「いい会社」は存在しない。採用はある意味「お見合い」
- だからこそ、会社の特徴をできる限りありのまま見せることが大切
- ギャップやミスマッチにつながる過度な演出(盛る)は避ける
- 働くイメージが湧く情報・他社との違いがわかる情報を、できるだけ多く用意する
- それらを見てもらう・知ってもらうための導線設計も欠かせない
この記事が向く人・向かない人
向く人
- 自社の求人ページや採用サイトを制作・改善したい担当者
- 求人サイトへの掲載だけでは限界を感じている方
- 採用のミスマッチ・早期離職に悩んでいる方
向かない人
- とにかくエントリー数を増やすテクニックを探している方
目次
誰にとっても「いい会社」は存在しない
採用コンテンツを考える前に、ひとつ前提にしたい考え方があります。それは、誰にとっても「いい会社」というものは存在しないということです。
ある人にとっては最高の職場でも、別の人にはまったく合わない。安定を求める人と挑戦を求める人では「いい会社」の定義がそもそも違います。チームで進める社風が心地よい人もいれば、ひとりで黙々と取り組みたい人もいます。
採用とは、ある意味「お見合い」です。お互いをよく知ったうえで「合う」と感じた者同士が一緒になるのが理想であり、どちらかが自分を偽って成立した関係は長続きしません。
だからこそ「ありのまま見せる」ことが大切
採用がお見合いだとすれば、求人ページ・採用サイトでやるべきことは明確です。会社の特徴をできる限りありのまま見せることです。
とりわけ求人コンテンツは、一人でも多くの人にエントリーしてもらいたいという気持ちから、少しでも良い会社に見せようとしがちです。お見合いと同じように、多少格好つけたくなるのは自然なことですし、写真やデザインを整えて魅力的に見せること自体は問題ありません。ただ、嘘になってしまったり、誤解を与えてしまうレベルの演出はよくありません。条件を実態より良く見せる・ネガティブに見える情報を隠す、といった「盛る」演出は、入社後のギャップやミスマッチに直結します。例えば「給与20万〜40万円(経験を考慮)」という表記。見る人は40万円の可能性に期待しますが、実際は20万円スタートだったら。「聞いていた話と違う」という感覚は、早期離職の大きな原因になります。
正直に伝えたうえでエントリーしてくれた人は、入社後のミスマッチが少なく、長く働いてくれる可能性が高くなります。採用の目的はエントリー数を増やすことではなく、自社に合う人と出会い、長く働いてもらうことです。
アットノエルが採用サイトで成果を出せた事例も、特別なことをしたわけではありません。その会社の特徴・取り組み・雰囲気を、ありのまま適切に見せただけです。
なお、この考え方はアットノエル自身の採用でも実践しています。詳しくは代表ブログ「「入社してみないとわからない」をなくす!アットノエルの採用フロー」をご覧ください。
働くイメージが湧く情報を、できるだけ多く
「ありのまま見せる」というスタンスが決まったら、次はその中身です。多くの求人ページで見られるのが、職種・給与・勤務時間・休日だけを掲載した募集要項のみの構成です。
![]()
しかし条件情報だけでは、求職者は「この会社で働く自分」をイメージできません。逆の立場で考えてみてください。会社側も、簡単な履歴書だけで採用を決めることはないはずです。面接でその人の人となりや価値観を知りたいと思うように、求職者も条件だけでなく「どんな会社なのか」を知りたいのです。
働くイメージが湧く情報・他社との違いが理解できる情報を、できるだけ多く用意することが大切です。例えば以下のようなコンテンツです。
- スタッフインタビュー:どんな人が、どんな想いで働いているのか
- 1日の仕事の流れ:入社したら毎日をどう過ごすのか
- 職場・現場の写真:どんな環境・雰囲気の中で働くのか
- 代表や先輩からのメッセージ:会社が何を大切にしているのか
- よくある質問:未経験でも大丈夫か・残業はどのくらいか、といった応募をためらう疑問への正直な回答
»関連記事:インタビューコンテンツのつくりかた。制作の流れと重要なポイントを解説
見てもらう・知ってもらうための導線設計
どれだけ良いコンテンツを用意しても、就職先を探している人の目に触れなければ意味がありません。求人ページを作ることと、見てもらうことは別の話です。
まず現状を把握することから始めましょう。例えば大手求人サイトに自社サイトのURLを掲載しているなら、アクセス解析で「大手サイトから自社サイトへどのくらい流入しているか」を確認できます。もし流入がほぼゼロなら、大手サイト上の情報だけで判断されており、自社サイトの採用コンテンツが機能していないということです。
その場合、大手サイトの掲載内容に「詳しくは自社サイトへ」という誘導を明確に入れる・自社サイトの採用ページを充実させて誘導する価値を作る、といった改善が考えられます。あわせて以下のような導線を組み合わせることで、接点を増やしていきます。
- 大手求人サイト・求人検索エンジン(Indeed等)から自社サイトへの誘導
- SNS(Instagram・X等)での職場の日常・採用情報の発信
- 就職・転職フェアや別媒体広告からの誘導
どの導線が有効かは、採用したい職種・年齢層・地域によって変わります。ターゲットがどこで仕事を探しているかを想像しながら設計することが大切です。
よくある質問
Q. 自社サイトに求人ページを作るメリットは何ですか?
A. 大手求人サイトは掲載費用がかかり、掲載期間が終われば消えます。自社サイトの求人ページは一度作れば継続して機能し、文字数や形式の制約なく、会社の雰囲気・文化を自由に伝えられます。大手サイトから自社サイトへ誘導することで、より深く会社を知ってもらったうえでエントリーしてもらえます。
Q. ありのまま見せたら、応募が減りませんか?
A. 減るかもしれません。ただしそれは「合わない人からの応募が減る」ということです。自社に合わない人が大量にエントリーしても、選考・採用・教育のコストが増えるだけで定着につながりません。正直に伝えてそれでも応募してくれた人の方が、入社後のミスマッチが少なく長く働いてくれる傾向があります。
Q. 既存サイト内の求人ページと、独立した採用サイト、どちらにすべきですか?
A. 通年で複数職種を採用している・新卒採用に力を入れている・伝えたいコンテンツが多い場合は、独立した採用サイトをつくる価値があります。一方、採用は欠員補充が中心で年に数人程度・伝える情報も限られる場合は、既存サイト内の求人ページで充分なことが多いです。採用の規模と目的をヒアリングしたうえでご提案します。
Q. 採用サイト・求人ページの制作費用の目安を教えてください。
A. 既存サイト内への求人ページ追加か、独立した採用サイトかによって大きく異なります。ご予算に応じたご提案も可能ですので、まずはご相談ください。
まとめ
求人ページ・採用サイトの制作で大切なことは、会社の特徴をできる限りありのまま見せることです。
- 誰にとっても「いい会社」は存在しない。採用はお見合い
- 過度な演出・「盛る」ことはギャップやミスマッチにつながる
- 働くイメージが湧く情報・他社との違いがわかる情報をできるだけ多く用意する
- 見てもらう・知ってもらうための導線設計もセットで考える
アットノエルでは、採用を目的とした制作実績があります。例えば運送業のお客さまでは、ドライバー不足が慢性化している業界にもかかわらず、大手求人サイトへ掲載せずとも、自社サイト経由で質の良いエントリーが安定的にくるようになりました。
求人コンテンツでお悩みの方は、お気軽にご相談ください。
私たちが御社のWeb事業部として伴走します。
わたしたち、アットノエルは、まるで社内の事業部のように気軽に相談できるウェブ制作会社。愛知県名古屋市を拠点に日本全国対応しています。
「あなたの会社のWeb事業部」として、Webサイトのポテンシャルを最大限に発揮できるよう、制作・リニューアルから、保守・運用のサポートまで、全力で支援いたします。
なにかと気軽に相談できるパートナーが欲しい方、会社の事業展開に合わせWeb活用に取り組みたい方、ぜひアットノエルへご相談ください。
2006年よりWebサイト制作・運用に携わる。2012年名古屋市にて株式会社アットノエルを創業。
建築・医療・製造業・士業・商社・小売業等、中小企業から上場企業まであらゆる業種のWeb活用を支援し、主にWebサイトの企画や運用サポート、お客さまの相談役を担っています。
「最適化」と「情報整理」が得意です。
»著者プロフィール
お問い合わせ CONTACT
数あるWebサイト制作会社からアットノエルを見つけてくれた方へ。
Webサイト制作会社・パートナーを変える必要はもうありません。
「もっと早く出逢いたかった」そうおっしゃっていただけるのがわたしたちの誇り。
「御社のWeb事業部」として、企画から制作、改善、運用まで、総合的にサポートいたします。
日本全国対応しておりますので、遠方の方もお気軽にご相談ください。