AIで洗濯機を買った話

今年は本当にAIの進化が目覚ましい一年でしたね。 かく言う自分も、今やAIなしでの仕事は考えられません。

AIを使わずにどうやって仕事してたんだっけ..?? なんて思ってしまう程度には使い倒しています。 というわけで前回に続いて、AIネタです。

買い物をする際にAIを使ったら、ちょっと思うことがあったので、記録しておこうと思います。

洗濯機を買いました

かれこれ15年くらい使っている我が家の洗濯機。少し前から異音がすごいので、意を決して買い替えることにしました。

まずは近所の家電量販店へ。

たまにしか買うことのないいわゆる白物家電は、ネットでの買い物がどれだけあたり前になっても、やはり実店舗に行ってしまう、こういう人も多いのではないでしょうか。

金額も大きいですし実物も見てみたい。技術も進化していて、そもそも何を基準に選べばいいのかわからない。プロのアドバイスを聞きたくなります。

 

お店で色々説明を聞いて、ひとつの商品「洗濯機A」に目星をつけました。

その場で買ってしまいたくなるくらいには気にったのですが、いったん帰宅。

このまま「洗濯機A」を買うことになるのかなーと思っていたところ、ふと、ネガティブな情報や口コミがないかAIに聞いてみようと思ったわけです。

すると、我が家にとっては結構致命的な情報が見つかったため、断念することに。

代わりにAIは「洗濯機B」と「洗濯機C」を提案してくれました。

あらためて、家電量販店へ「洗濯機B」と「洗濯機C」を見に行きました。

すると「洗濯機B」と「洗濯機C」のスペックがAIの情報と微妙に違っていたり、AIではわからなかったデメリットもあったり‥。

結局店員さんが提案してくれた「洗濯機D」を買うことにしました。

AIを使って世界が狭くなった

今回の買い物を通じて思ったこと1つ目。

AIにいろいろ相談することで、「世界が狭くなってしまった‥」と感じました。

ECサイトや実店舗のように、いろんな商品が自然と目に入ることがないため、提案された商品しか選択肢にあがりにくく、その他の選択肢が消えやすい。

無数にある商品中から、条件に合う商品を提案してくれる利便性が、かえってデメリットになってしまったなあと感じました。

もし家電量販店に行かず、AIの情報だけで買っていたとしたら、きっと後悔してたんじゃないかなあと思います。

実店舗の価値が上がった

実店舗のショールーミング化、オムニチャネル戦略。

ネットでモノを買うのが当たり前になってから、オンラインと実店舗の関係性をどう考えるか。小売業の人たちは、そんなテーマに向き合ってきたと思います。

それがAIの台頭により、実店舗の価値が一気に高まるんじゃあないかなと感じました。

前述したように、AIを使った買い物が、かえって世界を狭くしすぎてしまうのであれば、やはり実店舗で「プロの話を聞きながら買える」という体験は、相対的に価値の高いものとなります。

特にたまにしか買わないもの、高額な商品においては、そういった傾向がより一層高まるんじゃないかなあと。

今後も楽しみですね

もちろん、これは今回の買い物に限った僕の個人的な感想ですし、AIの技術が買い物をより便利にしてくれるサービスもこれからたくさん出てくるでしょう。

その度に、きっといろんな価値が変わっていく。

来年はどんなおもしろいサービスが登場するのか、ワクワクしています。

 

というわけで今年のブログは以上となります。

それではみなさん、良いお年を~!

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