社員全員が広報!?ホワイト企業に「仕事・人材」が集まる秘密

アットノエル代表の水上です。

うちの会社は、テレアポや外回り、いわゆる「営業」をしていません。

「営業」という役職の人間もいませんし、代表である私ですら、それらしいことはしておりません。

ありがたいことに、なかにはクライアントがご紹介くださる場合もありますが、大多数が自社Webサイトからの集客です。

そんな中、最近では、うちの「社員経由」でお仕事をご紹介いただくケースも随分増えてきました。

間接的な場合も含め、社員の友人・知人からの仕事の依頼・相談が増えてきているのです。

まさに嬉しい悲鳴、おかげさまで集客においては何の心配もありません。

営業マンもいなければ、きちんとした広報担当者もいないのにも関わらずです。

これは一体どういう仕組みなのか、分析(という程のことでもありませんが)した結果をお話させていただきたいと思います。  

 

社員が個で発信できる時代だからこそ

今後の会社経営は、いかに社員の満足度を上げられるか、より楽しく働いてもらえるかにかかっていると、私は思っています。

今の時代は「社員個人が発信できるから」です。

もう少し具体的にお話しましょう。

facebookやtwitter、もはやSNSは生活の一部となりました。

みなさん、SNSで発信することはおよそこのような感じではないでしょうか。

  • 驚いたこと
  • 嬉しかったこと
  • 悲しかったこと
  • 辛かったこと
  • 腹がたったこと
  • おもしろかったこと
  • 自慢したいこと etc…

喜怒哀楽、少しおおげさに言えば、感情のはけ口といってもいいかもしれませんね。

仕事がつらければ、そういうことを発信します。

「早く帰りたい」「もうやだ」「部長、いい加減にしろ!」

当然それを見た人たちは、「あいつの会社はそういう会社なんだ」と認識します。

ひどいと認識されている会社には、仕事も人も集まりません

一方、仕事が楽しければ、そういうことを発信します。

「お客さんがすごく喜んでくれた!」「がんばるぞ!」「社員旅行で海外行ってきます!」

当然それを見た人たちは、「あいつの会社はそういう会社なんだ」と認識します。

素晴らしいと認識されている会社には、仕事も人も集まります

でもこれって別に今にはじまったことではないんですよね。

例えば、SNSなんて存在しなかったとしても、人は人に同じことを話すでしょう。いわゆる口コミです。

ただ今は、インターネットがある。SNSが浸透している。

SNSがなかった時代よりも、より個人の拡散力が高まっているということです。

その結果、まわりから素晴らしいと認識されている会社に仕事も人も集まってくる、という仕組みです。

 

どうしたら社員が有益なことを発信したくなるのか

「会社にとって有益なことを発信しなさい」「会社にとってネガティブなことを書いてはいけません」そういうルールをつくることは簡単です。

でもそういったカタチだけのルールはいずれ風化してしまうことでしょう。

そもそもルール化しただけで解決する問題なんてほとんどありません。

経営者、管理職は、もっと本質的にとらえ、「どうしたら社員が有益なことを発信したくなるのか」を考えるべきです。

つまり、「社員ひとりひとりに、いかに楽しく働いてもらうか」、ということ。

こういった本質的な部分を大切にすることで、自ずと上に上げたような「仕組み」、正の連鎖が出来上がるのです。

 

社員全員広報戦略!?

「顧客満足度を上げ、お客様に営業マンになっていただく」といった考え方がありますが、同じように「社員満足度を上げ、社員全員に広報・営業になってもらう」ということも可能なワケです。

そのためにはどうしたらいいか、っていうことなんですよね。

社員満足度の高い企業にはこういったメリット、可能性もあるということです。

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