ブログを書く時に気をつけたい5つのポイント
納品時にWordPressの使い方や、ブログの書き方をご説明することが多いのですが、お客さまのリテラシーによって、どこまでご説明するのか都度判断しています。
ブログの発信やパソコンの操作にそこまで慣れていらっしゃらない場合は特に、納品時にはあまり細かいこと、テクニック的なことは伝えません。
最初から知識を詰め込みすぎると腰が重くなってしまい、結果的にブログの更新頻度が落ちてしまうからです。これでは本末転倒。
まずは書くこと、発信することに慣れていただくために、あえて最低限の基本的な使い方にとどめています。
しばらく投稿・運用してみて、慣れてきてから次のステップへ進めばいいのです。
今日はそんなちょっと慣れてきた方へ向けて、こんなことに気をつけると、より見やすくなったり、SEO的に良いですよ、といったポイントをまとめてみたいと思います。
目次
1.記事のタイトルにこだわろう
ブログ記事のタイトルはその記事を読みたくなるかどうか判断するうえで、とても重要かつ、SEO的にも大切な要素のひとつです。
タイトルに検索ワードを入れよう
その記事を読んで欲しい人を想像したときに、どんなキーワードで検索するのかを考え、タイトルに盛り込んでみましょう。
検索ワードというのは言うなれば「質問」。ユーザーは知りたい情報を求め検索し、その「答え」を探します。
よってその記事が、検索ワードに対する答えになっていなければなりません。
記事の内容や書こうとしているテーマから逆算して考えてみましょう。
いろんなパターンのターゲットを想定して考えるのではなく、例えば実際に過去いらっしゃったお客さん等、できるだけ具体的なターゲットを想像するのがポイントです。
また、ひとつの記事であらゆるターゲットを網羅しないこと。どんなキーワードでも、いくつでも上位を狙えるわけではありませんので、欲張らないことも大切です。
タイトルの文字数の目安として、およそ30文字以内におさめれば、Googleの検索結果で省略されることもないのでオススメです。
2.見出しや太字を使ってメリハリをつけよう
全部同じサイズの文字で書き続けるのではなく、見出しや、太字を使って、メリハリをつけましょう。
記事の要点やポイントがわかりやすくなり、SEO的な効果も期待できます。
※かえって読みにくくなってしまうような過度な装飾はNGです
WordPressでの操作方法
サイトの仕様やWordPressのバージョンにもよりますが、「見出し」をつける場合、「太字」にする場合のは、こんなふうに操作します。
文章量の少ない記事でも見出しは必要か
本文のボリュームが少なく見出しをつけるほどでもない場合、もちろん無理に見出しをつける必要はありません。
ただ、そもそも見出しがなくても充分読みやすいレベルの文字数の記事は、SEO的にはあまり意味がないので、そういった記事は内容自体見直す余地があります。
3.リンクの貼り方に気をつけよう
「こちら」や「URL」にリンクを貼るのはやめよう
よくあるパターンとして、下記のようなリンクの貼り方があります。
- 例1:詳しくはこちら
- 例2:https://example.com/works/index.html
これらの貼り方でもクリックしてページ遷移するわけですから挙動としてはなんら問題ありませんし、関連ページや関連資料にリンクを貼ること自体はとても良いことです。
ただ、「貼り方」として、SEO的観点でみたときに、この貼り方は実はあまりよろしくありません。
ポイントとしては、飛んだ先のページ名など、クリックした際、どんなページが開くのかわかるようにする貼り方が望ましいです。
悪い例1
実績はこちら
悪い例2
実績の詳細は下記URLよりご覧ください。
https://example.com/works/index.html
良い例1
弊社のホームページ制作実績はこちら
良い例2
詳しくはホームページ制作実績ページよりご覧ください。
4.改行にこだわろう
改行にも結構人柄が出るんですよね。改行はしすぎてもよくないですし、しなさすぎるのも、読みにくくなってしまいます。
上記、関連記事にも書いてあるのですが、基本的には「句点(。)」「感嘆符(!)」等、キリの良い箇所でほどほどに改行するのをオススメします。
5.過去記事を見直してリライトしよう
「過去の記事って、修正してもいいんですか?」といった質問をたまにいただくことがありますが、全然OKです。
前述しました1〜4をふまえて、あらためて見直してみてください。
また、書いてからしばらくして読み返すと「この部分わかりにくいかもな」とか「ここはもう少し詳しく書こう」とか思うところも出てくるはず。そんなときは加筆・修正してみましょう。
一度書いたら書きっぱなしにしておくのではなく、ときどき見直して、記事がより強くなるよう育てていく、という感覚を持っていただくと良いかもしれません。
なお、SEOには「フレッシュネスアルゴリズム」という言葉があります。簡単に言うと「最新の情報に管理・更新されているか」という指標です。そういった観点からも、過去記事を定期的に見直し、加筆・修正するのは良いことです。
もちろん、リンクが切れていたり、誤字脱字等のミスがあれば合わせて修正しておきましょうね。
改善の効果が出るまでには一定の時間がかかります
こういった改善を行うと、一体どの程度でその成果があらわれるのでしょうか?
改善を行った場合、検索結果に効果が現れるまでには時間がかかることがあります。いくつかの変更は数日で効果が出ることもありますが、サイト全体が長期的に有用で信頼性の高い、ユーザー第一のコンテンツを提供しているとシステムが学習し、確認するまでには、数か月かかることもあります。数か月経ってもまだ効果が見られない場合は、次のコア アップデートまで待つ必要があるかもしれません。
引用元:Google検索セントラル
サイトによって異なりますが、Google社の公式見解で上記のように謳われているように、一定の時間が必要です。
また、少しばかり改善したからといって、必ずしも順位が上がるとも限りません。
こういった細かな改善は辛抱強く、地道にコツコツ続けていく必要があります。
一歩ずつ進みましょう
お客さま向けのマニュアルも兼ねて、比較的取り組みやすいポイントをまとめてみました。
コンサルティングをさせてもらっているお客さまには、状況をみながら随時アドバイスやフォローをさせてもらっているのですが、得手不得手ももちろんありますし、ご自身のペースにあわせて、少しずつレベルアップしていければ良いと思います。
大切なのは継続すること。「継続は力なり」です。
また別の機会に、次のステップも書いてみたいと思います。
なお、基本的な操作方法を忘れてしまった方、確認したい方は、下記の記事も合わせてご覧ください。
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2006年よりWebサイト制作・運用に携わる。2012年アットノエル創業。 個人事業主から上場企業まであらゆる業種のWeb活用を支援し、主にWebサイトの企画や運用サポート、お客さまの相談役を担っています。 「最適化」と「情報整理」が得意。
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