GA4で各ページの離脱率・直帰率を確認する方法

アクセス解析をする際に、把握しておきたい指標に「離脱率」があります。

例えば、アクセス数はそれなりに確保できているのに、お問い合わせが少ない場合等、どのページで離脱する人が多いのかを把握したいといった場合などに確認したい指標です。

GoogleAnalytics4(GA4)にてアクセス解析をする場合、以前のUAに比べ、この「離脱率」の確認方法が少々わかりにくかったため、備忘録を兼ねて書いておきます。

通常の「レポート」では離脱率の指標は用意されていないようなので、「データ探索ツール」にて「離脱数」を設定しておく方法となります。

1.探索から新しい探索(空白)を開始

 

2.変数の設定

ディメンションを追加

ディメンションの追加ボタン(+)をクリックします。

 

「ページパスとスクリーン クラス」を検索、チェックを入れて、インポートをします。

 

ディメンションに「ページパスとスクリーン クラス」が追加されました。

指標を追加

同様の手順で、指標に「離脱数」「表示回数」「直帰率」をインポートします。

「離脱率」という指標がないようなので、ページ別の離脱率を計算するため、表示回数もセットしておきましょう。

また、今回はついでに「直帰率」もインポートしておきました。

 

3.インポートした変数(ディメンション・指標)を設定にセット

先程ディメンションへセットした「ページパスとスクリーン クラス」 を「行」へドラッグ&ドロップ、あるいは、「行」をクリックして「ページパスとスクリーン クラス」 を追加します。

 

指標にセットした「離脱数」「表示回数」「直帰率」を「値」へドラッグ&ドロップ、あるいは、「値」をクリックして「離脱数」「表示回数」「直帰率」を追加します。

 

これで、各ページの「離脱数」「表示回数」「直帰率」が見られる探索レポートのできあがりです。

最後にデータ探索名にわかりやすい名前をつけておきましょう。

あとは対象期間や、表示する行数など、必要に応じて変更のうえ、ご確認いただければと思います。

 

後日追記

GoogleAnalytics公式のヘルプページ、公式Youtubeチャンネル(英語)にも、同様の手順解説がありました。
合わせてご参考になさってください。

[GA4] ユーザーがサイトから離れたページを確認する

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